吉方位
九星気学の吉方位とは、本命星などと相生関係にある星が運行している方位のことです。
吉方位には、生気・比和・退気があり、それぞれ効果が異なります。
吉方位に凶方位が重なった場合は、吉方位の効果は打ち消されて凶方位の影響を受けます。
吉方位の種類
生気の方角 : 大吉方位
努力以上の幸運が回ってくる方角です。
事業運:移転・開業に良く、目上の引き立てや援助に恵まれます。
健康運:積極的な思考になり、心身ともに健康になる。
その他:特に年長の人が活用するとよいとされています。
比和の方角 : 中吉方位
同世代・同僚の協力を得やすい方角です。
事業運:共同事業や関連会社の発足が上手くゆきます。
健康運:特になし
その他:スポーツの合宿・会社の合同研修などによい方位です。
退気の方角 : 吉方位
師事することで幸運を得る方角です。
事業運:人のために尽くすことで、大きな幸運を掴めます。
健康運:特になし
その他:能力を高める経験や精神の鍛錬によいとされています。
吉方位の選択については、年配者は生気の方角、若者は退気の方角が良いとされます。
方位の基点
九星気学での方位は、普段生活している場所を基点とし、そこから移動する場所を見た方位となります。 但し、現在生活している場所で二ヶ月以上経過していない場合は、以前に生活していた場所が起点とします。
最大吉方
九星気学の吉方位には、上記の他に最大吉方があります。
最大吉方とは本命星と月命星の両方が吉方(生気・比和・退気)となる方位のことです。
最大吉方は凶方位にどうしても行かねばならない時などに、その影響を弱める方法の1つである「祐気取り」の方角として利用します。
最大吉方が凶方位と重なる場合は、吉の作用は消えて凶意が優先します。
最大吉方位は 今年の最大吉方 を参照してください。